膝痛いのにレントゲンは異常なし…その理由と取るべき行動は?

膝痛レントゲンを撮ったけど異常なし。何で痛いの?」

そんな悩みをお持ちの方はいらっしゃいませんか?

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検査をした結果異常なしと言われ、

  • とりあえず湿布
  • とりあえず薬
  • とりあえず注射

などいろいろ試していても痛みが引かない・・・
いったい何が原因なのか、いつになったら痛みが引くのか不安ですよね?

そこでここでは、レントゲンには映らない膝痛の正体について触れながら、「異常なし」と言われた後、私達がどのように行動すればいいのかをまとめてみました

レントゲンでわかるのは骨の異常だけ…

膝痛で病院に行くと、まず受ける検査はレントゲンだと思います。

レントゲンでわかるのは以下のような状態です。

  • 骨折
  • 変形
  • 腫瘍
  • 突起ができている
  • 欠けている
  • 骨挫傷(骨の中の炎症)  
  • 関節の隙間を見て、軟骨のすり減り具合の判断  などなど

見て頂ければお分かりかと思いますが、レントゲンは骨の状態しか検査できないんですね
なので、「レントゲンで異常なし」であれば、骨は大丈夫ということになります。

厳密には、軟骨はレントゲンには映りません。
あくまで関節の隙間を見て、間隔が少なければ「軟骨がすり減っている」と判断します。

では、なにが痛みの原因なのでしょうか?
それは、筋肉や靭帯など、骨以外の軟部組織であることがほとんどです。

その場合、それぞれの筋肉や靭帯の場所だったり作用の違いから、何が原因なのかを予測することができます。

痛みが出るタイミングにも違いがあったりするので、まずはご自身の膝の痛みの特徴を把握することが大切になります。

病院へ行った際は、
・痛み出したきっかけは何なのか
・何をすると、どこが痛くなるのか
これらをしっかり伝えてみると、原因を特定しやすくなります。


※「○○すると痛い」というように、ハッキリ症状がわかっている場合は、下記の当てはまる記事を参考にしてみてください。

>>しゃがむと膝裏が痛む方はこちら 
>>横座りで膝の痛みを感じる方はこちら 
>>階段を降りる時に膝の痛みを感じる方はこちら
>>階段を上るときに膝の痛みを感じる方はこちら 
>>運動後に膝が痛くなる方はこちら

次は、「レントゲンは異常なし」にも関わらず、膝に痛みを感じる病態についてまとめていきます。

膝痛があるのにレントゲンは異常なし:病態例を紹介

ここでは、レントゲンに異常が出にくい病態を簡単にまとめておきます。

膝関節がおもだるいように痛む場合

この場合は、筋肉のこわばりや血行不良などの影響が考えられます。

膝周りや太ももの筋肉をマッサージしてみて、気持ちが良かったり、症状が少し落ち着いた場合は可能性が高いと言えるでしょう。

筋肉がこわばっている場合は、定期的に太ももを揉みほぐしてあげましょう。
湯船の中だったり、お風呂から出た後に行うとほぐれやすいです。

また筋肉のこわばりは”血行不良”も影響しています。

  • 冷え性ではありませんか?
  • 運動不足ではありませんか?
  • 生理の前だけ膝痛がひどくなったりしませんか?

↑↑↑
このような場合は、血行不良を疑ってみましょう。

冷え性の場合は、レッグウォーマーなどがあれば着けてみることをお勧めします。

運動不足の方は、激しい運動をする必要はないので、ウォーキングや自転車等を生活習慣に取り入れてみてはいかがでしょうか。

中には、「運動をやめた途端原因不明の膝痛に・・・。運動を再開したら痛みが消えた」そんな方もいらっしゃるくらいです。

生理前から生理中は、プロスタグランジンというホルモンが分泌されます。
このホルモンには血管を縮める作用があるので、血行不良になり股関節や膝関節にだるさを感じることがあります。


膝がおもだるく感じた時は、

  • 下半身を温めたる
  • 歩く・自転車等、程よい運動をする
  • 軽めのストレッチをしてみる

このような習慣を、取り入れてみてはいかがでしょうか?

膝を伸ばすと痛い・曲げると膝裏が痛い

関節の噛み合わせが悪く、膝が伸びきらないような症状の場合は、関節の中に問題が起きている可能性があります

また伸ばした時に膝裏に痛みを感じる場合は、後ろの筋肉が固くなっていたり、反張膝(はんちょうひざ)といって、膝が伸びすぎている可能性もあります

ハリを感じる部分などをほぐしてみても症状が変わらないようであれば、病院で詳しく症状を伝え、診断を受けるようにしてください。

また正座やしゃがむと膝裏が痛む場合は、膝裏の筋肉がこわばっていたり、半月板(はんげつばん)などが邪魔している可能性も考えられます。

関連記事:膝裏の痛みに関してはこちらで詳細にまとめています。
『膝裏がしゃがむと痛い…』自分で解決できる?【専門家の徒然】

膝に衝撃を受けてから痛みが出るようになった

「膝に強い衝撃を受けた後から痛くなった」という方は、靭帯が傷ついている可能性もあります。

  • スポーツで接触した
  • 自転車で転んだ
  • 膝をひねった  ・・・などなど

この場合も病院へ行き、きっかけや症状を具体的に説明してみてください。
何ともなければOKですし、問題があれば、靭帯に負担がかからないように対処してくれるはずです。

その他:スポーツによる膝の痛み

  • ジャンプをする競技に多く、お皿の上下が痛くなるジャンパー膝
  • ランニングをされる方に多く、膝の外側が痛くなるランナー膝

など、スポーツ特有の膝痛もあります。

よければ下記の記事も参考にしてみてください。

>>【膝の痛み】ジャンプと着地がつらい⇒意外すぎる2つの原因とは
>>【膝の痛み】ランニングで外側が痛い!誰も教えてくれない対処法

膝痛があるのにレントゲンで異常なしといわれた…次に取るべき行動は?

レントゲンだけが検査ではないので、基本的には「やっぱり治りません」ともう一度病院へ行くことをお勧めします。

行きにくいようであれば、他の病院にセカンドオピニオンをしてみてもOKです

その際は、「前の病院ではレントゲンで異常なしといわれました」と伝えておくと、同じことを繰り返さなくても済むと思います。

先生も、『うちが2か所目か。しっかり診ないとな』と心の中で思ってくれるかもしれません。

また、レントゲンを撮るにしても、立って撮ってみたり、実際に痛みが出る関節の位置で撮ってくれる病院もあるようなので、より細かな検査がしたい場合は、「こんなレントゲンの取り方もあるって聞いたんですけど・・・」と相談してみるのもアリですよ。

軟部組織の影響を診るのであれば、MRIを検討してみるのも良いと思います。
ただ、3割負担で7000~8000円と高額ですが・・・

【補足:しっかり見てくれる先生なら】

整形外科的テストといって、どの靭帯が損傷しているのかを手で確かめる検査もあります。
さりげなく「触ってわかる検査とかってないんですか?」と尋ねてみるのも良いですね。


”○○してみてどうでしょう”という提案ばかりになってしまいましたが、診断を付けてくれるのはお医者さんしかいません。

自分の状態を把握したいと主張するのは患者さんの権利かと思いますので、「レントゲンで異常なし」といわれた場合も、ちょっとだけ突っ込んで聞いてみてみるのが一番です。
「様子見といて~」で終わってしまう先生も、結構いらっしゃるので・・・。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

この記事が、膝痛に悩む方の安心材料になれば幸いです。

【関連記事】

『膝を押すと痛い!』痛みの原因がわからず不安な方へ

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