【膝の痛み】デスクワークと膝の関係が意外過ぎた・・・

デスクワーク膝の痛みを感じる・・・

その理由と対策方法をご存知ですか?

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デスクワークで問題なるのは、首・肩のこり、頭痛などが主。

膝の痛みとの関係となると、ちょっと想像しにくいですよね。

そこでここでは、意外と奥が深いデスクワークと膝の痛みとの関係を確認しながら、その対処法までをまとめてみました。

デスクワークで膝が痛くなる原因まとめ

デスクワークというとまず思い浮かぶのは、”姿勢の崩れ”ではないでしょうか?

実際その通りなんですが、『じゃぁ姿勢を良くすればいいのか』と頑張って良い姿勢を維持しても、膝の痛みはよくならないですよね?

それもそのはずで、デスクワークによる膝の痛みの関係は結構奥が深いんです。

その関係に迫ってみましょう。

デスクワークで膝が痛む原因①:筋肉のこわばり

これは一般的に言われていることで、動かなけば血行が悪くなって筋肉がこわばります。

筋肉の働きは力を出す以外にも、”伸び縮みすることで循環を良くする”という作用もあります。

筋肉がこわばれば、疲労物質や痛みを出す老廃物などもその場にとどまり、おもだる~い痛みが・・・

筋肉は発熱作用もあり、その熱を血液に乗せて全身に運ぶという作用もあります。動かなければ体が冷えて、またこわばるという悪循環に陥ることもあります。

デスクワーク姿勢と膝の痛みの本当の関係

デスクワーク中は、よほど姿勢に気を付けていない限り、背中が丸く猫背になると思います。

首・肩こり、頭痛などの原因になるとは言われていますが、猫背と姿勢の関係を深く考えたことがありますか?

おそらくですが、”姿勢が悪い=膝にもきっと良くない”くらいの認識だったんじゃないかなと思います。

※違ったらすみません(^^;

ではどんな関係があるかというと・・・

猫背になる重心の位置がずれると、それが膝への負担になります

※具体的には・・・

まずは、2つの図を見比べてください。

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左の図は重心の下に膝がありますよね?

これが理想の位置です。

積み木のように体の重さがまっすぐ膝に乗っているので、膝関節はかなり安定しています。

それに対して右図は、重心の落ちる位置が膝の後ろに外れています。

こうなると太ももやスネの筋肉がしっかり働かないと、姿勢を保てません

この姿勢で力を抜くと、後ろに倒れるのが想像つきますよね?

太ももの大腿四頭筋(だいたいしとうきん)やスネの前脛骨筋(ぜんけいこつきん)という筋肉が常に働いていなければいけません。

デスクワークをされている方は猫背姿勢が定着していることが多いので、立って歩き出そうとしても、上半身は丸いままであることが多いです。

そんな状態で、膝周りの筋肉を余分に働かせながら歩くというのは、膝にとって大きな負担になります。

そして”足を組む”等の習慣が加われば・・・

骨盤や背骨が歪んで、膝の状態はかなり悪くなっていきます。

長時間のデスクワーク:膝の中の事件(滑液の生産低下)

また長時間膝に動きがない場合は、膝関節の中にも問題が起きます。

軟骨はスポンジのような構造をしていて、その中に滑液(かつえき)という液体を蓄えています。

関節に動きがない場合は軟骨内に吸収されていますが、関節が動いたり体重が乗ると、スポンジを絞るように滑液がにじみ出てくる仕組みになっているんですね。

そして滑液の主な働きは・・・

  • ネバネバしていて関節の動きをスムーズにしてくれる
  • 衝撃を吸収してくれる
  • 軟骨を栄養してくれる

この3つです。

関節に動きがなければ、これらの作用がなくなってしまいます。

それって結構な問題だと思いませんか?

  • 長時間座っていて、いざ動き出そうとした際に膝が痛む、ギシギシする
  • 歩いてもなんとなくぎこちなく、鈍い痛みがある。

そんな症状を感じている方は、もしかしたら滑液がうまく働いていないかもしれません。

滑液の不足はオイル切れの状態。

そんな状態でいつも通り運動していれば、どんどん軟骨は傷ついていきます・・・。

人間の身体は動くためにできているので、長時間のデスクワーク用のプログラムは備わっていません。
滑液が不足するなんて言うことは、想定されていなかったのかもしれませんね。

過労や残業などのストレスでも、膝は痛くなる・・・

脳内物質であるドーパミン。

名前くらいは聞いたことがある思います。

ドーパミンには、感じる痛みを弱めるような作用があるといわれています。

しかし、ストレスを受けた場合、そのドーパミンの量が減少してしまうといわれているんですね。

痛みを感じやすくなるということです

>>膝の痛みとストレスの関係の詳細はこちら


  • 筋肉のこわばり
  • 猫背による重心のズレ
  • 滑液の減少で関節がスムーズに動かない
  • ストレスによる痛みの増悪

デスクワークと一言でいっても、これだけの問題が膝の痛みと関係しています。

次は、それぞれの対処法についてまとめていきましょう。

デスクワークでの膝の痛み:問題別対処法まとめ

1つ1つ対処法をまとめていきましょう。

筋肉のこわばりへの対処

この場合は単純に動かないことによるこわばりなので、空き時間などに体を動かすのが一番です。

背伸びをしたり、”第2の心臓”といわれるふくらはぎの筋肉を使うためにかかとを上げたり下げたりしてみたり、とにかく小まめに体を動かしましょう。

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またずっと脇を閉めて仕事をしているので、脇腹などはこわばりガチです。

こんな感じで、体の横のラインのストレッチもおススメですよ(^^)

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猫背による重心のズレへの対処

膝と重心のズレは、上半身が丸くなったことで重心が後ろに移動したことが原因です。

なので、単純に丸まった背骨を伸ばしてあげましょう。

椅子の背もたれにもたれて、体を反るストレッチがお勧めです。

また丸まった姿勢は体の前側の筋肉は縮んでいることが多いので、太ももの前のストレッチなんかもオススメです。

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話が少し逸れますが、ももの前のストレッチをしただけで首の周りがよくなる方は本当にたくさんいらっしゃいます。

もも→お腹→首・肩”というように筋肉もつながっていきます。

一見関係ないようでも、姿勢と足の筋肉は関係しているんですね。

あと、骨盤と上半身のコントロールの練習もやっておくとベターです。

IMG 4206 1 - 【膝の痛み】デスクワークと膝の関係が意外過ぎた・・・引用元:クラインフォーゲルバッハのリハビリテーション機能的運動療法:基礎編P.14 シュプリンガー・ジャパン株式会社 著者:S.クラインフォーゲルバッハ/B.ズッペー

このように、背骨を骨盤より前に出したり、後ろに引っ込めたりする運動も取り入れると効果的です。

丸く固まった背骨をしっかり前に出してあげましょう。

滑液の減少で関節がスムーズに動かない時の対処法

わずかな動きでも、滑液の分泌を促すことができます。

デスクワーク中も膝を少し屈伸してみたり、できる方はその場で足踏みをしてみたりすると良いですね。

また貧乏ゆすりもかなりお勧めです。

人目が気にならなければ、取り入れてみてください。

膝がどうしても痛い方は、足首をクルクル回すだけでもOKです。

※過労によるストレスからくる痛みについては、こちらを参考にしてください。

>>ストレスと膝の痛みの関係の詳細はこちら

まとめ:デスクワークによる膝の痛みに悩む方へ

一見関係なさそうな膝の痛みとデスクワーク。

私は患者さんにもこのお話をさせていただくのですが、皆さん驚かれ、そして納得してくれます。

きっと思い当たる節があるんだと思います。

中には『パチンコ屋行くといたくなるだよ!』という方もいらっしゃいます。
1日中やってるんでしょうね(^^;

皆さんはどうでしょうか?

もし自分に当てはまりそうなものがあれば、参考にしてみてください(^^)

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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