膝の痛みは疲労・使いすぎのせい!?原因をまとめてみた

疲労使いすぎにより膝の痛みを感じる・・・

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一言に疲労といっても、膝が痛くなる理由はたくさんあります。

例えば・・・・

  • 肉体的な疲労による筋肉痛
  • 使いすぎて組織に傷が付いたことによる炎症の痛み
  • 精神的疲労(ストレス)による痛みの増強

などなど。

単なる疲労であれば休めばすぐ治るはずですよね?

でもそう簡単に膝の痛みは良くならない

ここではそんな方に向け、膝の痛みと疲労・使いすぎの関係を少し深堀してみました。

原因不明の膝の痛みに悩んでいる方は、参考にしてみて下さい。

肉体的疲労による膝の痛み:原因と対処法について

まずは肉体的疲労による膝の痛みからチェックしてみましょう。

筋肉痛による痛み①:早期性筋肉痛

運動の直後に筋肉が痛む場合は、早期性筋肉痛といわれるものかもしれません。

激しい筋肉の収縮が要求され、酸欠、疲労・疼痛物質の産生による痛みといわれています。

なのでケア方法は・・・

循環を高めて酸素を送り、疲労・疼痛を生む物質を血流で流してあげる”ということになります。

激しい運動をした場合は、軽めのウォーキングなどの有酸素運動を挟んでから休息に入るとよいでしょう。

ウォーキングは、あるときはこの筋肉が働いて、あるときは休む。
またあるときは別の筋肉が働いて・・・

というように、全身の筋肉が移り変わるように活動しています。

筋肉は働いたり休んだりしながら血液を全身に送り出しているので、ウォーキングのような規則的な動きは、運動で乱れた循環を整えるにはお勧めです。

筋肉痛による痛み②:遅発性筋肉痛

運動をした翌日などに筋肉が痛むケースです。

一般的に言われる”筋肉痛”のことですね。

運動を急にしたり、メニューを変更するなど、筋肉に慣れない刺激が加わるとなりやすいと言われていますが、詳しい原因はまだ特定できていないのが現状です。

時間と共に治まっていくことは確認されているので、基本的には休息が大切になります。


・マッサージ
・ストレッチ
・アイシング

これらも有効といわれていますが、科学的な実証はされていないので、”個人で実施してみて楽になれば取り入れる”くらいでOKかと思います。

>>運動後の膝の痛みに関してはこちら

使いすぎ!?炎症による膝の痛み

次は炎症のよる膝の痛みを確認しておきましょう。

なぜ炎症するの?チェックポイントは?

膝の関節はこんな構造になっています。

e1526307143796 - 膝の痛みは疲労・使いすぎのせい!?原因をまとめてみた引用元:運動器疾患の「なぜ?」がわかる臨床解剖学P.141株式会社医学書院 編著:工藤慎太郎

膝は積み木のように骨の上に骨が乗っているだけの、とても不安定な関節。

とてもこのままでは動けないので、回りの筋肉・靭帯などが頑張って支えてくれているんですね。

とはいってもさすがに限界があるので、無理な動きをしたり、使いすぎると組織に傷ができて炎症を起こすことがあります。

炎症は傷を治している途中なので、傷さえ癒えれば基本的には治まっていくことが多いです。

また炎症には、”急性炎症の5兆候”があるといわれています。

【発赤・腫脹・灼熱・疼痛・機能障害】

引用元:理学療法士・作業療法士ブルー・ノート基礎編P.286(炎症と免疫) 発行所:株式会社メジカルビュー社 編集:柳澤健

  • 発赤:赤みがある
  • 腫脹:腫れている
  • 灼熱:熱がある
  • 疼痛:安静時・運動時・押したとき
  • 機能障害:動きが悪い・力が入らない

もし当てはまるものがれば、炎症が疑われます。

ただあまり運動していないのに痛みが続く場合は、別の原因かもしれません。

適切な診断ができるのは医師だけなので、続くようなら整形外科への受診をお勧めします。

膝の炎症への対処法

運動をして、且つ炎症の兆候が目立っている場合は、まずは休息をとりましょう。


運動後に特定の場所が痛む”という方もいらっしゃるかもしれません。

膝の外側ならランナー膝、お皿の上下ならジャンパー膝というものもあります。

それぞれの詳細な内容は、こちらでまとめています。

>>ランナー膝の原因や対処法はこちら

>>ジャンパー膝の原因や対処法はこちら

精神的疲労(ストレス)による膝の痛み:原因と対処法について

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脳内物質のドーパミンには、痛みを抑える作用があります。

人は体に痛みを感じると脳内ではドーパミンが作られ、さらにドーパミンがオピオイドという物質の分泌を促し、今度はオピオイドがセロトニンの分泌を促します。

痛み → ドーパミン → オピオイド → セロトニン

このセロトニンが、痛みの経路を遮断するように働いてくれるおかげで、痛みを我慢できるようになるんです。

しかしストレスを感じると、ドーパミンの産生量が少なくなることが知られていて、”普段は抑えられいる痛みを大きく感じてしまう”ということになります。

※痛みに関する文献にも、このように書かれています。

不安が続いてうつ病などを発症すると、セロトニン神経の活動が低下し、セロトニンが減ることが知られています。もともと、人間には痛みから逃れるための防御機構(自己鎮痛)が備わっています。セロトニンは、中通では痛みに関係する神経の活動を抑制する働きがある物質です。

引用元:図解入門よくわかる痛み・沈痛の基本としくみP.40 発行所:株式会社 秀和システム 著者:伊藤和憲

なので対策方法は、ストレスを溜め込まなかったり、ドーパミンを増やす習慣を取り入れることが一番。

ドーパミンの分泌を促すには・・・

  • 何かに夢中になる
  • 何かを達成する
  • 褒められる

なにか趣味がある方は、まずはそれに没頭してみることから始めてみても良いかもしれませんね。

ストレスと膝の痛みについては、こちらでまとめています。
>>【膝の痛みとストレス】どう向き合う?⇒実例を紹介します


最後に、肉体的・精神的ストレスの両方に関わる膝の痛みについてまとめておきます。

疲労全般に影響を受ける膝の痛み

肉体的・精神的どちらの影響も受けてしまうのが、気圧の変化による膝の痛みです。

普段は何気なく行われている気圧のコントロール。

しかしこれにもエネルギーが必要で、疲れているときには十分な調整が間に合わない事が出てきます。

気圧の変化を感知するのは、耳の中の内耳(ないじ)という部分。

気圧が変わると内耳がその変化を感知し、交感神経を活性化。

その結果、ノルアドレナリンという物質が生産されます。

交感神経は自律神経の1つで、体を興奮させる作用があります。

このノルアドレナリンが少し厄介で、

  • 神経を刺激して、痛みを感じやすくする
  • 血流を停滞させえて、老廃物による重い痛みを出す
  • 炎症を促すヒスタミンの分泌を促す

このような働きかけをしてしまいます。

体は敏感になるし、結構も悪くなるし、炎症は悪化させるし・・・

膝が痛くなるのもわかりますよね?

>>天気の膝の痛みの関係の詳細はこちら

まとめ:疲労・使い過ぎで膝が痛いと思っている方へ

疲労・使い過ぎ”という言葉は、全部そのせいにできる便利な言葉ですが、膝の中ではいろいろなことが起きています。

こちらでまとめさせていただいた中に、心当たりはありましたか?

ただここでは「○○です!」と言い切ることはできないので、万一改善がない場合は、医療機関で診断を受けるようにしましょう。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

安静時にも膝が痛むケースについては、こちらでまとめています。
>>【膝の痛み】安静時にも痛むんだけど…その理由はコレです!

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