【膝の痛み】正座ができない…不安になる前に試して欲しい事

膝痛があって正座できない・・・」

今までは当たり前に出来ていたことができなくなるのは、とてもつらいですよね。

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正座ができないといっても、その原因は様々。
自分で対処することで改善が見込めるものもあれば、お医者さんを頼らなければいけないこともあります。

そこでここでは、

  • 病院での対処が必要な正座の時の膝の痛み
  • 自分で対処できる正座の時の膝の痛み

この2つについてまとめてみました。

自分で対処する場合、まず最初に試してみて欲しい事があります。
それについても、下記でまとめています。

膝の痛みで正座ができない原因は?自分で対処できる・できないをハッキリしておく

一言に「正座ができない」といっても、その原因は様々。

まずは自分で対処できる膝の痛みとそうでないものをハッキリしておきましょう。

正座ができない!自分では対処できない膝の痛み

まずは、自分では対処できない膝の痛みからチェックしておきましょう。

重度の変形性膝関節症

軟骨がすり減ったり、半月板というクッションが傷ついたりして関節が変形してしまった状態。変形が大きい場合、正座獲得は難しいことが多いです。

初期の段階なら、適切な治療で正座ができるようになる可能性もあります。

変形性膝関節症(へんけいせい しつかんせつしょう、へんけいせい ひざかんせつしょう、英: osteoarthritis)は、筋力低下、加齢、肥満などのきっかけにより膝関節の機能が低下して、膝軟骨や半月板のかみ合わせが緩んだり変形や断裂を起こし、多くが炎症による関節液の過剰滞留があり、痛みを伴う病気である。
引用:ウィキペディアフリー百科事典

靭帯の損傷

膝の周りや関節の中にある靭帯を損傷している場合も、医療機関での治療が必要です。
自分で確認することは難しいので、強い痛みを感じた場合は病院を受診しましょう。

ベーカー嚢腫

膝関節の周りには関節を包むような袋があり、中には”滑液(かつえき)”という液体が入っています。

滑液はオイルの役割をして、関節をスムーズ動かせるようにしてくれています。

膝の後ろにもその袋があり、その部分に滑液が溜まるのがベーカー嚢腫です。

きっかけは急に激しい運動をした場合などが多く、40~50代以降の女性に多い傾向があります。

特徴的なのは、膝裏にゴルフボール大のしこりができること。

膝に負担がかかっていることを表しているので、こちらも病院で診てもらっておくと安心です。

ベーカー嚢腫と診断された患者さんの中には・・・
『しばらく卓球クラブを休んでいて、久しぶりに参加。張り切ってやったは良いものの、膝裏が腫れてきた。』
という方が数名いらっしゃいました。卓球は、結構膝に来るんですね。

関節リウマチ

リウマチの場合も、膝の痛みから正座ができなくなることが多いです。激しい運動をしたり、冷えることで痛みが悪化します。

膝の痛み=リウマチではありません。
あまり深刻に考えず、可能性の1つとして頭に入れておいてください。

関節リウマチ(かんせつリウマチ、rheumatoid arthritis:RA)とは、自己の免疫が主に手足の関節を侵し、これにより関節痛、関節の変形が生じる代表的な膠原病の1つで、炎症性自己免疫疾患である。
引用元:ウィキペディアフリー百科事典

オスグッド、ジャンパー膝

オスグッドやジャンパー膝の場合も、正座の際に痛みを感じます。

この場合は膝の裏ではなく、”正座で地面と当たるお皿の下の骨”が痛くなります。

オスグッド、ジャンパー膝の原因と対処法はこちらでまとめています。


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正座ができなくなる代表的なものを挙げさせていただきました。

これらの場合は自己判断が難しいので、具体的な対処法は実際に検査をしてから決めた方が安全です。

症状が長引くほど膝への負担は増え、水がたまったり変形が強くなることもあります。痛みをかばう動きも身についてしまい、腰痛・肩こりなどの問題も出てくることが多いです。

ここまでは不安なことばかりをまとめてきましたが、正座ができなくなってすぐの方であれば、ご自身で対処できるかもしれません。

次は、自分で対処できる可能性がある膝の痛みについてまとめておきます。

正座ができない!自分で対処できる可能性がある膝の痛み

急に激しい運動をしたわけでもなく、転んだわけでもなく、徐々に痛くなった

そんな場合は、膝関節にわずかなズレが生じているかもしれません。

膝関節は大きな運動ができる関節で、正常であれば125度は曲がるとされています。
しかし正座に必要な膝の角度は150度。

全然足りませんよね?

実は、正座のように関節が大きく動く時には、関節が若干脱臼しているんです。
(みんなそうです)

もともと大きく動く関節なので、多少のズレがあっても、日常生活程度であれば問題ありません。
しかし正座のような動きが要求されると、そのわずかなズレが問題になってくることが多いんです。

ではそのズレの原因はどこにあるかというと、この矢印のラインの筋肉です↓↓↓

2018y05m18d 101822953 - 【膝の痛み】正座ができない…不安になる前に試して欲しい事引用元:ネッター解剖学アトラス(原著第3版)P476 株式会社南光堂 著者:Frank H.Netter

腰の筋肉が固くなると、お尻の筋肉も固くなります。
そしてお尻の筋肉の固さは太ももの外側につながり、膝まで伝わります。

その筋肉の緊張がお皿などを引っ張ってしまい、関節にズレが生じます

正座ができない方の多くは腰や股関節も固い傾向にあります。

  • 腰痛などはありませんか?
  • お尻がこるようなことはないですか?

そんな方は、まだ間に合うかもしれません。

そこで・・・

少し試してほしいことがあります↓↓↓

膝の痛みで正座ができない!まず試してみて欲しい事

正座で膝が痛む方は、まずはこれを試してみてください。

腰からお尻の筋肉を緩める

まずは膝にズレを生む原因である、腰からお尻の筋肉を緩めていきましょう。

①体操座りの姿勢になります

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②背中をしっかり丸めて、腰の筋肉を伸ばしていきましょう

③1分ほどこの姿勢を維持しながら、深呼吸を続けます

簡単そうですが、意外に姿勢を保つのが大変じゃないですか?

腰の筋肉はもともと体を起こしておく筋肉です。
良い姿勢を意識しすぎて腰の筋肉がこわばってしまうと、膝の動きにも影響が出てきます。

太ももの外の筋肉を緩める

次は、太ももの外側を緩めていきましょう。

①椅子に座って足の力を抜きます

②痛みがある方の太ももの外側をマッサージします

③気持ちが良い程度で、しばらく続けてみてください


ここまで腰・お尻・太ももの外をほぐすことを行ってきました。

ここで一度ゆっくり正座をしてみてください。

最後まで座らなくてOKです。

少しでも変化があれば関節のズレによる影響が大きいと言えるので、この2つを少し続けてみてください。

正座の練習は、お風呂の湯船の中でやりましょう。
水で体重が軽くなるので、安全に行えます。

その他にも、自宅でできる正座のためのケアをまとめておきます。

膝の痛みで正座がつらい…自宅でできるその他の対処法

お時間があれば、以下のようなことも実践してみてください。

マッサージとストレッチ

ふくらはぎの筋肉は、固くなりやすい場所です。

正座で膝を曲げていくと邪魔になることがあるので、しっかり伸ばしておきましょう。

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温める

膝の周りの筋肉や腰・お尻の筋肉を温めてあげるのもお勧めです。

お風呂で正座の練習をしながら、ゆっくり体を温めてください。

つらいときは椅子で生活する

正座ができないからと無理に頑張れば、症状が悪化してしまうこともあります。

「正座で正座の練習をする」というのが一番危険です。

基本的には椅子で生活し、こちらで書かせていただいたようなケア方法を実践してみてください。

※楽になってきたら、積極的に正座もしていきましょう。

まとめ:膝痛で正座ができない方へ

膝に痛みを感じると、「膝が悪い!」と思ってしまいますよね。

  • 筋トレをしても
  • ストレッチをしても
  • 注射をしても
  • 湿布を貼っても

なかなか思ったような効果が得られていないのではないでしょうか?

もしかしたら原因は、膝のわずかなズレにあるかもしれません。

『なにか病気かもしれない・・・』と不安になる前に、紹介させていただいたことを試してみてください。

最後まで、ご精読ありがとうございました。

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