【膝の痛み】立ち仕事でO脚まっしぐら!?ここだけの対処法まとめ

膝の痛み立ち仕事がつらい・・・』

そんな方は、意外といらっしゃると思います。

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患者さんの中にも、

  • 膝の痛みでスーパーのレジ打ちがつらい
  • 店員として1日中立っているのがつらい

そんな方は結構いらっしゃいます。

立ち仕事での膝の痛み。

その原因と対処法について掘り下げてみました。

長時間の立ち仕事は膝にどんな影響を与えるのか?痛くなるのはなぜ?

まずは立ち仕事が膝にどんな影響を与えているのかを、確認しておきましょう。

膝の潤滑剤(滑液:かつえき)の循環が停滞する

膝の関節は、関節包といわれる膜に包まれていて、その中には滑液(かつえき)という液体が入っています。

滑液は関節をスムーズに動かしたり、軟骨に栄養を与えたりしてくれているのですが、常に関節の中にあるわけではなく、体重がかからない時は軟骨に吸収されているんです。

軟骨はスポンジのような構造をしているので”ギュッと絞る”、つまり関節に体重がかかると滑液がにじみ出て、体重から解放されれば軟骨にまた吸収されていきます。

この滑液の循環のおかげで、膝はスムーズに動きますし、軟骨の栄養が保たれているということなんですね。

ということは、立ち仕事でずっと体重がかかっていたらどうなるでしょうか?

軟骨が圧迫された状態になるので、滑液が循環しなくなってしまいます

滑液が出なければ、軟骨に栄養を与えることもできません。
その結果、軟骨へのダメージはどんどん蓄積されていくということです。


ずっと立っていて動き出そうとすると・・・

・ギシギシと音が鳴りませんか?

・カクンと力が抜けることはないですか?

このような症状は、もしかしたら軟骨が悲鳴を上げているサインかもしれません。

膝の周りの筋肉が固くなる

立ち仕事をしていると、膝周りの筋肉もこわばってきます。

この図を見てください↓↓↓

IMG 4238 - 【膝の痛み】立ち仕事でO脚まっしぐら!?ここだけの対処法まとめ引用元:ネッター解剖学アトラス(原著第3版)P497 株式会社南光堂 著者:Frank H.Netter

膝関節は脛骨(けいこつ)という骨の上に、大腿骨(だいたいこつ)という骨が、積み木のようにただ乗っているだけの不安定な関節なんです。

この不安定性は何により補われているのか・・・
それは膝周りの筋肉です。

1日中立ち仕事をしていれば、膝を支える筋肉はもちろんこわばります。

筋肉は本来、縮んで伸びての繰り返しによって血液の循環を高め、筋肉の中に発生した疲労物質や発痛物質をため込まないようにしています。
しかしこわばってしまうことで、痛みの原因となる物質を筋肉から排出できなくなり、おもだるい痛みを感じるようになります。


次は、立ち仕事とO脚の関係を見ていきましょう。

立ち仕事とO脚は関係してるの?

立ち仕事の場合、体を少し前かがみで作業をすると思います。

その姿勢になると、上半身の重さが膝にのしかかるようになり、関節への負担が大きくなります。

また、この図を見てください。

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足を開き気味で立っていると、重心は左右の足の真ん中に落ちていることになります。
そうなると、膝には外に押し出される力が加わり、O脚が助長されます。

足を開いた状態で体を前傾していくと、膝が少し外に広がりませんか?
また小指側に体重が移動しますよね?


では、立ち仕事で膝に負担をかけないためには、O脚を予防するにはどうすればいいのか。

ここからは、対処方法についてまとめていきます。

立ち仕事で膝が痛い!対処法は?

立ち仕事がつらい場合の対処法を見ていきましょう。

膝の潤滑剤(滑液)を循環させるには?⇒軟骨を刺激する

軟骨を刺激して滑液を分泌させるには、体重をかけて抜いてを繰り返すことがお勧めです。

その場で右足・左足と体重移動をしたり、足踏みをしたりなど、とにかく足を動かすことが大切です。

他にも・・・

  • 片足を少し浮かせてブラブラする
  • 軽く膝の屈伸をする
  • 男性の場合は、小便でトイレに行っても、あえて洋式に座る
  • 男女問わず、トイレに座った時などに貧乏ゆすりをする

こんな運動もお勧めです。

痛みが出る動きは避けてください。

膝の周りの筋肉を固めないための対処法

この場合も、上記のように気付いたら足を動かしておくことが大切です。

もし歩く時間が作れそうであれば、短い距離でも良いのでウォーキングをしてみることもお勧めです。

歩く運動は、”あるときは筋肉が固くなって、またある時は緩まる”というように、嫌でも筋肉の伸び縮みが起きるので、こわばった筋肉をほぐすには最適な運動です。

足首を柔らかくして膝への負担を軽減させる

立っている時間が長いと、足首も固くなります。

ふくらはぎの筋肉は”第二の心臓”とも言われているので、筋肉をこわばらせないために足首も定期的に動かしておきましょう。

①足首をグルグル回す

②アキレス腱を伸ばす

そんな簡単な運動でも良いので、よければ取り入れてみてください。

O脚にならない為の対処法について

立って背伸びをしててみてください。
(ふらつく方は壁の近くで行ってください)

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かかとを浮かせたとき、体重は足の小指側と親指側のどちらにかかっていますか?

おそらく多くの方が小指側だと思います

重心が膝を外に押し出しているので、親指に体重がかけにくいんですね。

そこで、試してほしいことがあります。

IMG 4205 e1526519330303 300x400 - 【膝の痛み】立ち仕事でO脚まっしぐら!?ここだけの対処法まとめ引用元:運動能力は背骨で決まるP.39 株式会社マキノ出版 著者:齋藤 應典

IMG 4256 300x400 - 【膝の痛み】立ち仕事でO脚まっしぐら!?ここだけの対処法まとめ引用元:運動能力は背骨で決まるP.34 株式会社マキノ出版 著者:齋藤 應典

例えば、図のような方法で背中を伸ばしていきましょう。

背中に入れるものは図のようなポールだと少し大きいので、タオルを丸めたものでもOKです。

深呼吸をしながら30秒~1分ほどストレッチしていきます。

ストレッチが終わったら、もう一度背伸びをしてみてください。

さっきよりも、親指側に力が入りませんか?

もし変化がみられれば、ストレッチを継続してみてください。

背中がしっかり伸びて親指側で体重を支えられるようになれば、O脚の予防につながります。

最後に:立ち仕事で膝の痛みを感じる方へ

膝は不安定なので、それだけ痛めやすい関節でもあります。

立ち仕事で膝が痛むものの、仕事をやめるわけにはいかず湿布・注射・マッサージ・電気などでごまかしている。

そんな方は意外といらっしゃるのではないでしょうか?

  • 立っているときに膝に何が起きているのか。
  • そして、どうすれば負担を減らせられるのか。

この2つを考えながら、的確にケアしていきましょう。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

※膝の疲れが取れない方、ストレスを抱えている方は下記の記事も参考にしてみてください。
>>【膝の痛み】階段を降りるときがつらい!対処法のすべて
>>膝の痛みは疲労・使いすぎのせい!?原因をまとめてみた
>>【膝の痛みとストレス】どう向き合う?⇒実例を紹介します

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