『膝が熱いんだけど…』考えられる原因と今すべきこと

熱い。何かの病気かな?』

そんな不安を抱えている方はいらっしゃいませんか?

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もしかしたらその症状は、何かの組織が傷ついたことによる炎症から来ているかもしれません

炎症は傷ついた組織を修復するために、酸素・栄養を届けようと血液が増える反応で、傷が癒えれば問題なく終了していきます。

しかし、修復が追い付かないほど刺激が加わっていたり、靭帯や半月板など関節の中の組織が損傷している場合には、いつまでも痛みや熱感が続き、さらに悪化してしまうケースも少なくありません。

そこでここでは、考えられる”膝が熱くなる原因”について触れながら、”そんな時にはまず何をすべきか”までをまとめてみました。

『関節の中が熱く感じる…』考えられる原因は?

いわゆる筋肉痛のような筋肉が少し傷ついたくらいであれば、時間と共に治まるのが通常です。

しかし、関節の中に傷ができるている場合には、そう簡単に症状が治まらないことが多いです。

関節の中が熱い① → 半月板損傷による膝の炎症

膝周りの皮膚というよりも関節の奥が熱い場合には、半月板損傷も原因の1つとして考えられます。

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そして半月板損傷には以下の様な特徴的な症状もみられるため、【熱+特徴的な症状】が重なった場合は、より疑わしくなります。

※半月板損傷に特徴的な症状※

・ギビングウェイ:突然の膝崩れ
・キャッチング:関節を動かすと引っかかる
・ロッキング:痛みと共に、急に膝が動かなくなる

半月板損傷は、ジャンプの着地や急ブレーキなどを繰り返すスポーツで受傷することが多いです。

痛めたきっかけは診断の大きなヒントになるので、病院で診察を受ける際は詳細に伝えるようにしましょう。

関節の中が熱い② → 靭帯損傷による膝の炎症

関節の中には、前十字靭帯(ぜんじゅうじじんたい)と後十字靭帯(こうじゅうじじんたい)という2つの靭帯があります。

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それぞれの靭帯の役割は…

  • 前十字靭帯は、脛骨という下側の骨が、前方にズレるのを抑制している
  • 後十字靭帯は、脛骨が後方にズレることを抑制している

となっています。

いずれにしても靭帯には関節のズレを止める役割があるため、それが傷つくことは関節の不安定性につながります。

靭帯損傷の症状は、

  • 体重をかけた時などに感じる、関節の不安定さ
  • 関節内の出血による腫れ
  • 痛み

などです。

半月板損傷同様に、靭帯損傷の場合もスポーツ動作や競技中の接触により受傷することが多いです。その為、半月板損傷と靭帯損傷はよく合併してしまうことがあります。


関節内に熱を感じた場合は、同部に炎症が起きている可能性があります。

この場合は関節内に出血がある場合が多く、”膝蓋跳動(しつがいちょうどう)”と言って、お皿が浮く現象が診られます。

このような感じです↓↓↓

【膝蓋跳動=炎症】とは言い切れませんが、炎症状態を診る1つの指標になります。

なかなかご自身で判断するのは難しいと思うので、『なんとなく痛い方の膝が腫れているかな?』、『お皿がフワフワ動くかも』くらいを、ひとまずの目安とすると良いかと思います。

いずれにしても、適切な判断は医師にしかできません。ましてや関節の中の事なのでレントゲンやMRIなどでなければわからない場合がほとんどです。
違和感を感じた場合は、早めに整形外科を受診するようにしましょう。

『膝の表面に熱を感じる…』考えられる原因は?

膝の表面というと、打撲による炎症、虫刺されによる炎症などがわかりやすいです。

虫刺されはひとまず置いておいて、打撲の場合は膝を強打していることもあり、関節内部に損傷が及んでいる場合もあります。

痛みが長引いていたり、上記のような関節内の炎症症状が確認された場合は、早めに整形外科を受診するようにしましょう。

また膝表面に熱を感じた場合でも、靭帯損傷の可能性があります

内側・外側側副靭帯の損傷の可能性も…

前十字靭帯と後十字靭帯は関節の中にありますが、内側・外側側副靭帯(ないそく・がいそくそくふくじんたい)は関節の内と外をつないでいる靭帯なので、関節の表面に存在しています。

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もし傷ついてしまった場合には、膝関節の内側・外側が赤く腫れ、熱を感じることがあります。

膝の左右の動きをコントロールする靭帯なので、膝を内外に動かした際に、痛みが強まるというのが特徴です。

・膝を内側に動かすと痛い→内側側副靭帯損傷の疑い
・膝を外側に動かすと痛い→外側側副靭帯損傷の疑い

※この動作で痛みが出ることは、靭帯損傷以外にもよくあります。
あくまで1つの目安と考えてください。

また前・後十字靭帯同様に、踏み込んだ際の膝の不安定さも診られます。


関節表面の炎症は、赤く腫れているためわかりやすいことが多いです。

触れると熱く感じ、左右差が目立つのも特徴になります。

『膝が熱く感じたら…』対処法について

膝に熱い感覚を覚えた場合、基本的には何らかの組織が傷ついたことによる炎症が考えられます。
できるだけ早く、整形外科を受診するようにしましょう。

ただ、仕事や学校・部活などを急に休めないことから、すぐに病院へ行けない場合もあるかと思います。

そんな時は、一時的にアイシングなどをして様子を見てみるのも良いでしょう。

そのまま熱感が落ち着いてしまえばいいですが、同じ症状を繰り返したり、痛みや熱が引かない場合は、改めて病院を受診するようにしましょう。

傷ついた場所によっては、やっていい事といけないことがあるので、しっかりと診断を受け、病態を把握しておくことが大切です。

【アイシング方法】

①ビニール袋を2つと、氷と水を用意します

②ビニール袋を2重にして、その中に水と氷を入れます

③20分を目安に、熱がある部分に当てます。

※凍傷などの危険もあるので、痛みや感覚が全くなくなる程冷やすのは控えましょう。

まとめ:膝が熱い…考えられる原因は?対処法は?

膝に熱を感じた場合、炎症によるものがほとんどです。

ただ例外として…

  • 足に行く血管の病気
  • 自律神経が乱れたことで、血流にも乱れが生じている
  • 神経の異常からくる、”熱い”という感覚

このような事が原因であることもあり、”触っても熱くない・痛くないけど熱く感じる”という症状が見られることもあります。

以上のように、”一言に膝が痛い”と言ってもその原因は様々。

やはり何か異変を感じた場合には、専門機関でしっかりと診てもらうことをお勧めします。

膝の痛みは、早めに対処すれば大事になることも少ないです。

しっかりと原因を突き止め、適切に対処することが、改善への近道です。

当サイトでは、膝の痛みについての情報をまとめています。
当てはまる症状があれば、下記の記事も参考にしてみてください。

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【膝の痛み】正座ができない…不安になる前に試して欲しい事
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