【膝の痛み】古傷がつらい…できることはこんなにあります!

「この膝の痛み古傷のせいかな?」

そんな疑問や悩みをお持ちの方は、意外といらっしゃるのではないでしょうか?

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一言に古傷といっても、それが痛む原因は様々。ということは、それだけ対策方法もあるということになります。

ここでは古傷が痛む原因から、その対処法までを幅広くまとめさせていただきました。

「何をやっても変化がない・・・」そんな悩みをお持ちの方は、ぜひ参考にしてみてください。

膝の古傷が痛む:天気・気圧の影響

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まずは、天気・気圧の変化によって古傷が痛むケースから確認していきましょう。

天気・気圧の変化で古傷が痛む理由

「低気圧が近づくと古傷が痛む」という方が多くいらっしゃいます。

気圧が低下すると、まず耳の中にある内耳(ないじ)という部分がその変化を感知し、交感神経を興奮させます。

興奮した交感神経はノルアドレナリンという物質を血中に放出し、これが色々と悪さをし始めます。

  • ノルアドレナリンが痛みを感じる神経を刺激する
  • 血管を収縮させて、筋肉をこわばらせる
  • ヒスタミンという物質の放出を促し、炎症を増強させる

通常あれば気圧の変化程度で痛みを感じることはありませんが、傷や小さな炎症が残っていると、それが強く表に現れてくるようになります。

天気・気圧の変化で痛みが増す際の対処法

この場合の対処法は、血行を良くすることと、リラックスをして交感神経を落ち着かせることです。

具体的には・・・

  • お風呂に入って体を温める
  • 有酸素運動で血行を良くする
  • 腹式呼吸でリラックスする
  • ガムを噛む

お風呂に入ったり有酸素運動を取り入れることで、血流を改善させ、筋肉のこわばりを防ぐ効果が期待できます。

また腹式呼吸をすることで、心身のリラックス効果が期待できます。呼吸は吸う時に交感神経が優位になり、吐くときに副交感神経が優位になるので、しっかりと吐ききることが大切です

またガムを噛むことで、内耳にかかる気圧を調節する効果も期待できます。

言われてみれば簡単なことばかりですが、実際にやるとなると少し手間ですよね。

  • いつもよりお風呂に少し長く入る
  • 気が抜けるときに深呼吸をしてみる
  • 天気が悪くなったらガムを噛む

など、できることから始めてみてみてはいかがでしょうか。

天気による膝の痛みの詳細は、こちらでまとめています。

【膝の痛み】天気・気圧の変化は大敵!ガムを噛んてみて!

膝の古傷が痛む:冷えによる影響

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次は、冷えによって古傷が痛むケースをまとめていきます。

冷えによって古傷が痛む理由

筋肉がこわばる

体が寒さを感じると、筋肉を働かせて発熱しようとする仕組みが働きます。
そのせいで筋肉がこわばり、おもだるい痛みを感じるようになります。

関節がこわばる

寒さから運動不足になると、関節液という関節をスムーズに動かすための潤滑剤の産生量が減り、関節が重く動きにくくなります。

姿勢が丸くなり膝への負担が増す

寒くて姿勢が丸くなれば膝に体重がのしかかり、関節にはストレスがかかります。

体が冷えることでこのような変化が起こり、痛みを増悪させます。

冷えによって痛みが増す際の対処法

この場合・・・

  • 体を温めて血行を良くする
  • 関節がスムーズに動かせるように運動をする
  • 背中が丸くならないようにストレッチをする
  • サポーターなどを装着し、冷えを防ぐ

といった対処法が挙げられます。

身体は寒さを感じた時点から筋肉をこわばらせ始めるので、「寒い!」と感じる前に対策をすることが大切です。

冷えと膝の痛みの詳細は、こちらでまとめています。

【膝の痛み】寒さ・冷えがつらい…⇒そんなときはコレ!

膝の古傷が痛む:心理的な影響(痛みは感情の1つ)

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痛みの分類の中には”心因性疼痛”というものもあり、ストレスなど心理的な要因から痛みを感じるということも実際にあります。

心理的要因によって古傷が痛む理由

ストレスを感じた場合も、交感神経の興奮が起こります。
その結果、気圧・天気の所でも説明させていただいた、ノルアドレナリンが悪さをし始めます

またうつ傾向にある方は、セロトニンというホルモンの分泌量が低下していることがわかっています。
セロトニンは脳名で痛みに関する神経系を抑制する作用があるため、分泌量が減ってしまうと”痛みを抑えられなくなる”という状態に・・・。

イライラや興奮により、いつもより痛みが増強した経験はありませんか?
その時の気分によって、痛みの強度も大きく変化するようです。

心理的要因によって痛みが増す際の対処法

この場合は、とにかくリラックスに心掛けましょう。

  • 深呼吸をして心身をリラックス
  • こわばった顔や頭皮などをマッサージする
  • ヨガやピラティスなどのボディワークを取り入れ、自分の身体に目を向ける
  • なんでもいいので気分転換をする
  • 運動をしてストレスを発散する

などの対処法が挙げられます。

表情は心の現れ。顔がこわばっていれば、心もこわばってしまいます。
こめかみや頬、眉間などこわばりやすい部分を優しくマッサージすることもお勧めです。
(結構気持ちが良いですよ)

またイライラから無意識に力が入り、自分ではそれに気付かなくなってしまっていることも多く見られます。
ヨガなどのボディワークを取り入れるなど、自分の身体に目を向ける時間を作ることも大切です。

ヨガまで行かなくても、寝たまま深呼吸をして「無駄な力は入っていないかな?」と気にしてみたり、ゆっくりとストレッチをするだけでも違ってくるはずです。

膝の古傷が痛む:もやもや血管による影響

最近話題の”もやもや血管”も長引く慢性的な痛みと関係しているといわれています。

もやもや血管は病的に新しくできた血管で、構造が不規則なためにその名がつけられました。

新しく血管ができると、その周りには神経が一緒に形成され、血管にかかるストレスを感じ取って痛みを生む仕組みになっています。

もやもや血管による膝の痛みを提唱する、奥野クリニック院長の奥野祐次先生によると・・・

  • いつまでも治らない
  • 安静時にも痛い
  • 朝に痛むことが多い
  • 動き出しに痛む
  • ジンジン・チクチク・ズキズキとした痛みがある
  • 押すと痛む痛点という場所がある
  • 半月板損傷・変形性膝関節症などの診断を受けていて、なかなか症状が治まらない

この中で2つ以上当てはまるものがあれば、もやもや血管の疑いがあり”とのこと。

ご自身でできるマッサージが動画で紹介されていたので、よければ参考にしてください。

最後に、様々な痛みに共通する対処法についてを、まとめておきます。

膝の古傷が痛む:すべての痛み共通する対処法

痛みの原因は様々ですが、共通している部分もあります。
最後に、上では紹介しきれなかった痛みの対処法についてまとめさせていただきます。

マッサージ

マッサージには血流を改善し、停滞した発痛物質を流し去る効果が期待できます。

また、”疼痛抑制システム”といって、痛みを感じにくくしてくれるシステムを作動させる効果も期待できます。

詳細なマッサージ方法については、こちらでまとめています。

【膝の痛み】マッサージ効果を高める為の知識(理学療法的視点)

食事面を見直す

体内で発生する活性酸素は、関節の炎症を増強させることがわかっています。
抗酸化作用を持った食材を、積極的に摂取することで活性酸素を除去を促しましょう。

※抗酸化作用を持つ栄養素と食材は以下の通りです。

  • βカロテン:にんじん・ほうれん草・南瓜
  • ビタミンE:植物油・ナッツ・明太子
  • ビタミンC:いちご・ブロッコリー・トマト
  • ポリフェノール:リンゴ・ブドウ・ワイン
  • カモミール・ラベンダー:リラックス効果あり

この辺りの食材を、積極的に摂取するように心がけると良いですね。

揚げ物料理は活性酸素を増やしてしまうため、膝の痛みがある場合は控えたほうが賢明です。

良質な睡眠を心掛ける

睡眠中は副交感神経が優位な状態なので、しっかり眠れれば交感神経の興奮を抑えることができます。

入浴後にストレッチをしたり、寝る前は間接照明の光で過ごすなど、落ち着いた睡眠がとれるような環境作りも大切です。

セロトニンを増やす生活習慣を心掛ける

慢性的な痛みに悩み、うつ傾向になっている方は、セロトニンの分泌量が少なくなっています。

セロトニンは”朝に太陽光を浴びたり、ガムを噛む・ウォーキング・貧乏ゆすりをする”など、規則的な運動を繰り返すことで分泌される為、できるものから取り入れてみてください。

有酸素運動

有酸素運動は血行を良くする効果だけではなく、内因性オピオイドという痛みを抑制する物質の分泌を促します。

ウォーキングはセロトニンの分泌を促す事にもつながるので、古傷による痛みに悩む方には特にお勧めの運動です。


古傷による痛みの対処法をまとめると、これだけのものが挙げられます。

どれも当たり前のように言われていることかもしれませんが、理由を聞くと少し効果がありそうな気がしませんか?

意味を知ってやるのとそうでないのでは、結構な差が出るはずです。

※注意※

ちなみに、タバコには血管を縮めてしまう作用があります。
痛みの観点から言えば、できれば控えたいところです。

まとめ:膝の古傷が痛むことについて

いつまでも悩ましい古傷の痛み。何とかしたいものですよね。

私たちの身体には、数多くの痛みを抑制するシステムが備わっています。

こちらで紹介させていただいた中で、1つでも2つでも共感できるものがあれば、是非取り入れてみてください。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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