【膝の痛み】繰り返す人とそうでない人の違い┃根本的解決を目指して

繰り返す膝の痛みに、悩んでいる方はいらっしゃいませんか?

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痛みを繰り返すということは、根本的な解決ができていない、もしくはまだ原因が残っているということ。

ここでは、

  • なぜ痛みを繰り返してしまうのか
  • 痛みを繰り返さないケースとはどのような時か

この2つについて、まとめさせていただきました。

最後に、症状別の対処法についてのリンクを載せていますので、よければそちらも参考にしてみてください。

姿勢・動き方が変わらなければ、膝の痛みを繰り返すこともある

ほとんどの方が、これまでの負担の蓄積により膝の痛みを発症しています。
膝が限界まで来ていた状態で、不意な動作で痛めてしまう”というケースは珍しくありません。

膝の痛みで病院に来られる患者さんには、ある傾向がみられます。

膝の筋力が低下している
筋力低下のせいで、関節を十分守ることができない。

腰の筋肉が固く、背骨での体重移動が苦手
体重移動の90%以上が背骨で行われています。
そんな大事な場所が固ければ、足での体重移動を余儀なくされ、膝への負担は増えてしまいます。

肩こりがあり、上半身が丸くなっている
肩こりは上半身を丸めるため、体重が膝にのしかかるようになります。
また背中が丸くなると膝は外に開こうとするので、O脚に変形するようなストレスが加わるようになります。

股関節や足関節が固く、その分膝に負担がかかっている
足・股関節はクルクルとあらゆる方向に動きますが、膝関節は屈伸運動しかできません。
足・股関節の固さがある場合、膝関節に他の動きが要求されるようになり、負担が増えてしまいます。

このような傾向があり、これらはまさに膝の負担を増大している要因でもあります。

膝の炎症が一時落ち着いて痛みが治まったとしても、こうした膝への負担がかかる要因が残っている限り、痛みを再発してしまう可能性は十分にあり得るということです

※実際に・・・

リハビリにみえる患者さんの中にも、2~3回のリハビリで痛みが楽になり、通院をやめてしまう。そして1、2ヶ月して「やっぱり痛い」と再び来院されるということはよくあります。

では反対に、痛みを繰り返さないのは、どのようなケースなのでしょうか。

膝の痛みを繰り返さないのはどんなケース

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繰り返さない膝の痛みには、3つのケースが考えられます。

一時の炎症で済んでしまった場合

繰り返す刺激による負担ではなく、たまたま動きすぎて膝を痛めてしまった

このような場合は疲労に近い痛みなので、時間が経てば治まり、再発しないケースが多いです。

姿勢・動き方が改善された

このケースが、一番根本的な解決に近いといえます。

動きや姿勢のクセなどが原因となって膝の痛みが出ていた訳なので、適切なケアをしてその部分が改善されれば、当然痛みは消え、繰り返すこともなくなります。

しかしこの場合は、ご自身で姿勢や動きのクセに気付き、修正していくことは難しいので、専門的な知識を持った方に診てもらう必要があります。

もしリハビリや整体などに通われている方は、「私の膝の痛みの原因は何ですか?」「自分では何をすればいいですか?」と是非聞いてみてください。

患者さんの中には、「治してもらう」という受け身の方もいらっしゃいます。
大切なのはご自身で気付き少しずつでも変えていくこと。
まずは、自分の身体の事を把握することから始めみてください。

骨が強くなり、負荷に適応した場合

人間の体は不思議なもので、関節のある場所に負担が集中すると、その部分の骨が固く変形してきます。

負荷に耐えうる骨の強度に変形する(適応反応)

膝関節に見られる骨棘(こつきょく)というトゲのような変形も、負担がかかる為にできた骨の適応反応の1つです。

この状態までになれば、大きな変形があっても痛みを感じない方は大勢いらっしゃり、痛みを繰り返すことも少なくなります。

その代わり・・・

このケースの場合、骨を変形させて負担に適応した状態になるので、関節の柔軟性は失われてしまっていることがほとんどです。

その為、正座やしゃがむといった動作には、制限が残ることが多く見られます

柔軟性を犠牲にし、関節の安定を選んだ”ということになります。


膝が痛くなったとしても、時間と共に自然と良くなっていくケースがほとんどかと思います。

一方で痛みを繰り返してしまう方は、自分自身の体に気付き問題を訂正していく必要があるということです。

骨が強くなる適応反応は、必ず起きるとは限りません。
変形が進み症状が悪化してしまう可能性も十分に考えられるので、やはり自分の身体の問題をしっかりケアしていくことが大切です。

膝痛でリハビリなどに通われている方へ:卒業の目安は?

リハビリや整体などに通っている方は、少しずつ痛みが楽になっている事を実感されているかもしれません。

では卒業時はいつなのか?ということになると思いますが、いきなり中止してしまうのは少し不安があります。

例えば、週に2回通っていたのを1回にしてみる、1週間に1回通っていたのを2週間に1回にしてみるといった段階を経て、最終的に卒業という流れをたどることが理想かとお思います。

そして終了する際は、自分の行うべき事をしっかり聞いておくと、安心して卒業することができるはずです。

自主トレ表やチェックポイントなどを紙にまとめてくれるよう、お願いしてみても良いかもしれませんね。

その他、膝の痛みを繰り返してしまうケースについて

あまりないケースかもしれませんが、他にも膝の痛みを繰り返してしまう例をまとめておきます。

偽痛風

痛風は尿酸塩が沈着したことで痛みを感じますが、偽痛風はピロリン酸カルシウムという物質の結晶が沈着することで痛みが生じます。

原因は今のところハッキリしておらず、薬や注射で炎症を抑える治療が一般的です。

一度落ち着いたとしても2~3回繰り返すこともあるため、病院で適切な診断を受けて治療をしましょう。

膝蓋骨脱臼(しつがいこつだっきゅう)

膝蓋骨とはお皿のことです。

高いところから着地などで膝の大きな衝撃が加わると、お皿が外側に脱臼してしまうことがあります。

自然に戻ることも多いですが、脱臼を繰り返し、痛みや腫れが続くこともあります。

この場合も病院へ行き、適切な治療を行いましょう。

足を伸ばして力を抜いた状態であれば、お皿は良く動いてくれます。
痛みがある方が明らかに良く動いたり、お皿が外側に寄っている場合は医師に相談してみると良いでしょう。

関節リウマチ

リウマチは自分の身体に免疫反応を起こしてしまい、正常な組織までも攻撃をしてしまう病気です。

主に手や指に症状が出やすいものの膝の炎症も多く見られ、リウマチの再燃と寛解を繰り返すという特性上、痛みを繰り返すこともあります。

※再燃と寛解:悪化したり落ち着いたり。

半月板損傷

半月板損傷の場合、ロッキングといって痛みと共に関節が急に動かせなくなるという症状がみられます。

少し我慢していると再びスムーズに動くようになるので、治ったかと思いきや再びロッキング・・・。

というように、半月板の状態か改善されない限りは症状が繰り返されることになります。

他にも、

  • 雨が降る前に痛くなる
  • 毎年冬に痛くなる

など、天候や気温によって痛みを繰り返すこともあります。

詳細は、こちらでまとめています。

【膝の痛み】天気・気圧の変化は大敵!
【膝の痛み】寒さ・冷えがつらい…⇒そんなときはコレ!

まとめ:繰り返す膝の痛みについて

痛みを繰り返すということは、根本的には治っていなかった、もしくは原因がまだ残っていたということになります。

この場合は、自分で考えて対処するには限界があるため、病院で一度診てもらうことをお勧めします。

お医者さんの場合は、まず薬や注射という選択が取られることが多いので、もし姿勢や動きをチェックしてほしい希望があるのであれば、「リハビリってあります?」というように、さりげなく聞いてみるのも良いかもしれませんね。

しっかりと原因を理解し、根本的な解決を目指してください。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

下記で、症状の違いによる膝痛への対処法をまとめています。当てはまるものがあれば、参考にしてみてください。

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