『膝が突っ張る』症状の本質と根本解決を目指して…

『急に突っ張るようになった…』
そんな症状に悩まれている方はいらっしゃいませんか?

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膝の突っ張りは、関節からの危険信号であることが多いです。

その症状に注目するよりも”なぜ突っ張るのか?”という部分を見ていくことが、解決への近道になります。

そこでここでは膝は張る原因から対処法までを、少し深掘りしてまとめさせていただきました。

対処法の詳細は、こちらでまとめています。
【変形性膝関節症の膝裏の痛み】本気で治したい方へ 

※変形性膝関節症の記事になりますが、当てはまるからと言って変形性膝関節症であるとは限りません。

膝が突っ張る原因としてまず考えられること

『膝に違和感のある突っ張りを感じる…』

久しぶりに動いたり、激しい運動をした場合に筋肉が緊張することがありますが、この場合はそれとは少し違います。

膝関節は不安定な関節なので、下図にあるような関節内の半月板や周囲の靭帯などの組織がセンサーとなり、常に膝の状態を脊髄や脳に伝えています。

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そして関節がズレるような刺激が加わった場合、即座に筋肉を働かせてズレを止めるように体は反応します。

つまり”これ以上関節が動くと壊れてしまう為、筋肉で動きを止めている”ということです。

※これは意識に上ることがない、無意識的な反応です。

以上のことを踏まえると・・・

膝が不安定になるような刺激が繰り返された場合、周りの筋肉がこわばりを強め、突っ張りを感じるようになります。

また半月板や靭帯に傷がついた場合、そのセンサーが過敏になったり誤作動を起こすこともあり、膝崩れや関節の動きが急に固まってしまうといった症状がみられることもあります。


膝に突っ張りを覚えた際は、まずは安静を優先し、サポーターなどで関節を安定させてあげることが大切です。

※『もう大丈夫だよ』と関節に教えてあげることが大切。

しばらくしても症状が治まらない場合は、関節の内部や周囲の組織に傷が付いている可能性があります。

早めに整形外科を受診し、膝の状態を診てもらうようにしましょう。

※次は、どんな場面で膝の突っ張りを感じるのかを例に挙げてみたいと思います。当てはまるものがあれば、早めの対処を心掛けましょう。

膝が突っ張るのはどんなとき?関節の不安定性・内部の異常に関連する症状

以下のような場面で突っ張りを感じる場合、膝の不安定性や関節内部の損傷が予測されます。

歩いてしばらくすると突っ張ってくる

スポーツなどをきっかけに膝を一度痛めていて、何とか症状は治まりつつある。
しかし、しばらく歩いていると、膝が突っ張ってくる・・・

というケースが多くみられます。
何かをきっかけに突っ張るようになったというケースです)

歩いて膝への負担が増すにつれ、突っ張りが出てきます。

朝起きると膝が突っ張っている

このケースは、膝が完全に伸びきらないという方に多くみられます。

膝が完全に伸びきっていない状態であおむけに寝た場合、伸びなくなった膝を重力が伸ばそうとします。

そこに布団の重さも加わって、膝には何時間も無理やり伸ばされる刺激が加わり続けます

そうなれば、当然関節を守るための筋肉も固くなります。

一見伸びている膝でも、最後の最後が伸びきっていない方は大勢いらっしゃいます。

しゃがむ・正座で膝裏が突っ張る

膝裏には、関節の安定に関わる筋肉が集中しています。

膝に危険が及ぶと真っ先に固くなる場所でもあるので、しゃがんだり正座をした場合に違和感や痛みを生じさせます。

※しゃがみ動作・正座と膝の痛みについては、こちらでまとめています。

『膝裏がしゃがむと痛い…』自分で解決できる?【専門家の徒然】
【膝の痛み】正座ができない…不安になる前に試して欲しい事 


繰り返しになりますが、膝の突っ張りを感じた場合は、まずは膝を安定させてあげましょう。

そして少しずつ、膝を守る筋トレやストレッチなどに取り組むことが大切です。

『膝の安定性』ということに注目して、下記の記事にまとめています。
変形性膝関節症の有無にかかわらず共通する部分がありますので、よければ参考にしてください。
【変形性膝関節症の膝裏の痛み】本気で治したい方へ

※当てはまったからと言って”変形性膝関節症”を示す訳ではありません。

膝の突っ張りの原因が、腰にある場合も・・・

太ももから膝下まで突っ張りを感じる病態として、腰椎椎間板ヘルニアや脊柱管狭窄症(せきちゅうかんきょうさくしょう)があります。

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この場合は突っ張りの範囲が広いことが多く、姿勢によって症状の増減がみられます。

・腰椎椎間板ヘルニアであれば、背中を丸めると突っ張りがひどくなる
・脊柱管狭窄症であれば、背中を伸ばすと突っ張りがひどくなる

突っ張る範囲が広い・姿勢での症状が変化する・しびれなどの神経症状が出ていること、これらが特徴になります。

膝に症状が出ているとしても、”原因が違う場所にあることもある”ということを頭に入れておくとよいでしょう。

まとめ:膝が突っ張る症状について

膝の突っ張りは関節からの危険信号であることが多く、言ってしまえば”関節を守るために必要な張り”です。

それを知らずに無理なストレッチやマッサージをしてしまうと、関節を守るための張りがゆるんでしまい、より膝は危険な状態になってしまいます。

表に出てきた症状だけを見るのではなく、『なぜ突っ張るのか?』という部分に注目してみることで、根本的な解決につながります。

原因がはっきり知りしない症状に不安も大きいかと思いますが、落ち着いて対処していきましょう。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

繰り返しになりますが、明確な診断は医師にしかできません。
膝の違和感が続いている場合は、まず整形外科で検査をしてもらってください。

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